こだわりのある鹿児島黒牛。実は日本一の牛肉
こだわりを持って作られている鹿児島黒牛は、日本一の牛肉としても知られています。
第11回全国和牛能力共進会において、全種目が9部門ある中の、4部門で第1位を獲得。また、出品した鹿児島黒牛のすべてが入賞という驚くべき結果を手にしています。その結果、鹿児島黒牛は、全国和牛能力共進会において総合優勝となり、日本一という栄冠を手にしています。
また、和牛能力共進会だけではなく、繁殖雌牛の飼養頭数も全国No1という快挙も達成。全国各地で作られている和牛の中で、鹿児島黒牛のシェア率は約2割という数に及んでいるのです。
そんな鹿児島黒牛は、血統に対するこだわりを強く持っており、常に最高の品質で美味しい牛肉を作るための研究が行われています。その研究に携わっているのが、県肉用牛改良研究所と、県種雄牛協会というところで、県種雄牛協会は、民間の種雄牛を管理している管理者の集まりで、より良い鹿児島黒牛を作るべく尽力している協会となっています。
ただ美味しい牛肉を作るというだけではなく、見た目の良さにもこだわって飼養が行われており、日本一という評価を得るほどになっています。
鹿児島黒牛の知名度は、日本ではまだそれほどでもないかもしれませんが、アジアの各国やアメリカ、ヨーロッパなどへの輸出が年々増加傾向にあり、とても人気の高い銘柄の牛肉としても知られています。